自分を知るということ

Mind

西洋占星術を使って、私は自分の性格や性質をより詳しく知ることができました。
でも、そもそも、自分を知って何になるのか?


私は「幸せになりたい」がずっと口癖で、高校生のころには「もうそれやめて。」と友達に言われるくらい、言っていました。相当ウザかったと思う。笑
大人になってからは、自粛して心の中で言ってます。

幸せになりたいと何度も言っていながら、「じゃあkokoちゃんの幸せって何?」って聞かれると答えられず。
私の幸せって、何やろうか。私ってどんなときに幸せを感じてたっけ?そうか、幸せって感じるものか。感じるって何やっけ?感じる、感じる感じる、、、とまた思考に戻り。
幸せは感じるものなのに、いつも思考がフル回転で、感情や感覚には目を向けてこなかった。むしろ感情にはフタをしていた、と気づく。

これまでずっと、人前では感情をコントロールすることを心がけ、「感情的になったらあかん」と自分に言い聞かせ、そうするうちに、自分自身も自分の感情から目をそむけていたなぁ。


多分、私は感情が豊かな方だと思います。こういう言い方をすると素敵に聞こえますが、いわゆる「感情的」で、感情が顔に出やすい。特に、怒りや悲しみといった負の感情を、自分では抑えているつもりでも、漏れているらしい。自分ではそれが嫌で、なんとか感情的にならないように、理性的でいられるように、自分の感情から目をそらして、感情にフタをしてきた。

西洋占星術では、私の生まれた日の月星座は蟹座です。月は素の自分を表します。蟹座は水の星座で豊かな感情の象徴です。そして、蟹座の守護天体は月です。月が蟹座にあることは、月にとっても蟹座にとっても、お互いとても居心地のいい相手なんです。
私はきっと生まれる前、この人生では自分の感情をのびのびと表現するぞ!とを決めてきたはずなのに、ずっとずっと感情にフタをしてきた。それに気づかせてくれたのが西洋占星術でした。

少し前の投稿 星座があらわすこと2で紹介した、石井ゆかりさんの『12星座』のなかの蟹座の章を読んで、まるでダムが決壊するように、それまで堪えていた感情が涙と一緒にドバーッと溢れ出てきました。
蟹座にとって大切なものは感情、素の自分にとって大切なものは感情、それをずっとずっと見て見ぬふりをして、自分の心の奥底に、見えないように押さえつけてきた。
ごめんね、私の感情。

喜びも、怒りも、悲しみも、楽しさも、すべて自分からのサインで、自分にとっての幸せや大切なものを教えてくれていると思います。
幸せなことに触れているときは、喜びや楽しさを感じ、大切なものが傷つきそうなときには、怒りや悲しみを感じる。どれも自分自身を表す大切なサイン。
そう思えるようになったら、すべての感情を大切にできるようになりました。「感情的になる」部分はまだまだ勉強中ですが、怒りや悲しみも、上手に表現できるようになったらいいな。

 

自分の感情に、フタをしていませんか?
人前で感情的に振る舞うことは、よくないことかもしれないけれど、心の中で感じることは自由です。「こんな風に思ってはいけない」ということはないと思います。何を感じても、何を思っても、心の中は誰にも見られない。心の中は安全で守られています。
だから安心してポジティブな感情も、ネガティブな感情も、すべての感情を自分で受け止めて感じきる。
そんな風に自分のすべての感情を愛することで、私は自分のことをそれまでよりも好きになれて、少し「幸せ」に近づけたような気がします。

「自分を知る」ということは、自分の幸せが何かを知ることにつながるのかなと思いました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。^^

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