占星術では、天体(惑星)が主役です。
星座占いのように、よく星座が注目されがちですが、それよりも重要なのが天体です。
天体が主語と動詞、星座は副詞をあらわすイメージ。自分のなかの喜び(金星)はどんな性質(星座)か、自分のなかの怒り(火星)はどんな性質(星座)か、といった具合でネイタルチャートをよみます。
今回は、水星があらわすことについて、書いてみたいと思います。
水星 自分に備わる才能と人間関係のあり方を示す
水星があらわすこと
・知性
・コミュニケーションの取り方
具体的には
・思考
・素質として備えている才能
・興味を抱く分野
・得意な技術力
・仕事のしかた
・生きるための処世術、
対人関係の取りかた
→ほかの人に考えや感情を伝える言語力と文章力など
どんな形で能力を発揮するのがベストなのか、どうコミュニケーションを図れば人間関係がうまく運ぶのかを知るきっかけになる。

前回、前々回に書いた金星と火星は、喜怒哀楽の感じ方や、どんなときにそう感じるのかという個性を表すものでした。水星は、金星や火星が表す個性を、相手に向かって、どのように表現をするかということを表しているのかなと思います。
水星があらわす知性や言葉、コミュニケーションの取り方は、子どもの頃から少しずつ覚えていくもので、金星や火星の喜怒哀楽に比べて後天的なものだと思います。
でも、子どもの頃から少しずつ覚えていくなかでも得手不得手などの個性はある。とすると、先天的なものであり後天的なもの(言葉として成り立っているのか?)なのかなぁとも思ったり。
後天的とまでは言わないにしても、喜怒哀楽に比べて、環境の影響を大きく受けるように思います。
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そもそも、人はなぜコミュニケーションを取ろうとするのか?
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コミュニケーションは、とても人間らしい行動だと思います。
宇宙次元の存在、高次元の存在という人たちは、テレパシーを使えるので、言葉を使って自分の考えや思いを伝える必要が無いそうです。
私たち人間は、地球に「分離」を体験しに来ているそうで、自分から「分離」した存在に対して、自分の思いや感情、意思を伝えるために、人間にはコミュニケーションが必要になります。
そして、いわゆる「ネガティブ」な感覚・感情は、分離した状態・意識から生まれます。周りの人たちと離れず一つの感覚があれば、寂しさも感じないし、嫉妬もしないし、優劣もない。私はあなたで、あなたは私なので。
この地球では、分離した状態を体験し、さらには分離から再び一体となる、その喜びと成長とを経験するために、この魂はやってきたらしい。ドラマティックな体験ではありますが、正直しんどいところもありますな。
正直しんどいエゴ(自我)としては、なんでわざわざネガティブにならなあかんねんって思いますが、でも想像してみると、幸せだけの世界、喜びだけの世界やと、お腹いっぱいで単調なのかもしれない。「感傷に浸る」という言葉もあるくらい、「切なさ」は禁断の果実のような魅力があります。度を超えると、辛さや苦しみになるけれども。
分離した「私ではないあなた」に「私」を理解してもらうところに、コミュニケーションの難しさがありますが、その分、わかり合えたときの喜びはひとしおです。
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私のネイタルチャートは、水星が牡羊座の7ハウスにあります。ハウスというのは、人生のどの場面でその特徴が現れるかということを表します。7ハウスは「あなたと私」という1対1のパートナーシップの場面を象徴します。契約、結婚なども7ハウスに含まれます。
たしかに、子どもの頃から大勢で行動するよりも、1対1のコミュニケーションの方が好きでした。金星のエネルギーで書いたように、私は、その人がもつ(信じる)真実に触れたときに喜びを感じます。1対1で話して、その人の真実を知り、それを全力で共感したい。それが私の人生のテーマなのかもしれないと最近は思っています。
あなたの真実は何ですか?私に教えてください。水星牡羊座が、率直に直感的に全力で共感いたします。
今回も、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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